マリモさんより頂いたファンアート(モデル)のレビュー


この度、マリモさんよりディルのフィギュア風3DCGをいただきました!
こちらを余すところなく語りつくそうということで、早速始めて参ります。




かぁっこいいーーーーっっっ!!!!!!!


まずポーズがいいですよね。
絵を描く際にカッコイイポーズが思いつかなくていつも悩みますし、
特にこういう戦闘シーン系はポーズをかっこよくキメるだけでも大変もしくはセンスが問われるところかと思います。

普通に見返り美人的なクールさがあるのと、振り返るモーションに鳥肌が立ちます。


もう少し、ディルのデティール(←言いたかっただけ)を見ていきます。

上着の裾がふわっっっと。
シャツの裾がちょっと浮いてるのとか、ズボンのシワもリアルです。

作画コスト削減のため 質素倹約な国という舞台設定や、
ディルが将軍クラスでなくあくまで隊長クラスという設定によりシンプルな衣装なので
服のシワなどきちんと描かないとイマイチな出来になりやすい…というのは自分で絵を描いててよく感じます。
モデリングでも苦労された点の1つなのでないかと想像しております。


そして髪ですね。

ぶわっさーーっ!!!ですよこの通り。
特に首元から毛先にかけての内側の毛?の迫力がすごいです。
作りこみがめちゃくちゃ丁寧です。
日が暮れそう…というより何度日が暮れたんでしょうか、と、、。

自分でVRoid(3Dモデルを簡単に作るツール)を少し触ったことがありますが、あれでも結構大変だったのに
ましてや汎用のツール(?)で作るとなると…苦労の程が計り知れません。


手も非常にリアル。しかも2つあるので猶更大変ですよね…。
自分でもCLIP STUDIO PAINTのポーズモデルで指の微調整をすることが時々ありますが、
ボーンをいじるだけでも結構大変です。いわんやこのようなモデリングとなると…
これも、部位としては小さい割に途方もない作業だったのではないでしょうか。
ただ、絵でも手をきちんと描くといい感じに見えやすいと聞いたことありますし(経験的にもそうで)、
ディルの場合は肌以外だいたい濃い配色なのもあって猶更手は目立つかもしれませんね。
見ていると今にも動き出しそうです。何だかいつまででも見ていてしまいます。

ウエストや肩の辺りの服のシワも良い感じですね。
本当に、手を抜いてる箇所がまるで見当たらないです。

それから、槍です。個人的に大きな感動ポイントの1つでした。


本編のサンテルートで受け取る槍です。


GreenGrassの立ち絵かギャラリーに置いてある絵を見ないと詳細が確認できないという超面倒くさい状態にも関わらず
この通り再現率100%です。いや、より細かく作りこまれているので1000%くらいですね。


ちなみに本編で元々持ってる槍はこちら。短編なのに2種類も設定あるってどうなんよ…。
更に余談ですが…アルスはともかくとして、エゼノスは武器のデザイン設定が明確に定まってはいません(少なくとも現状は)。この差は性格や生い立ちの違いによるところが大きいです。例えばディルやアルスが王国軍入隊前に元居た傭兵団から良い武器が贈られているのに対し、エゼノスは所得に応じて武器を更新していた等。



最後に足。
ふくらはぎから足首にかけてのライン、足首の辺りのブーツのシワなどとてもリアリティがあって
ここも感動ポイントの1つでした。ちょっとセクシー?でもあります。
奥の足で少し踵が浮いてるのも全体のポーズで見たときにとてもカッコよく。


配色のせいで原画でも目立ちにくいブーツの紐ですが、こちらもきっちり再現されています。


そもそも(この衣装の)つま先までの画像はHPの設定集でしか公開していないはずです。
あとはTEADmini用に描いたリメイク版の立ち絵をTwitterに出した程度でしょうか。
本当はそんな画像を見つけて頂けただけでもめちゃくちゃ感謝感激ですm(_ _ )m

折角の機会なので全身絵(新ver)置いておきます。



改めて全体を見て。
ここまでフィギュアっぽく見えるのは
表面の質感の設定やライトの当て方などの工夫?ノウハウ?もあるのかと存じます。
まさに博物館のショーケースを覗いているような感覚です。
水色のハイライトがまたかっこいいですね、室内に差し込む外からの光っぽくも感じられます。



この等身のフィギュアに合う可愛さを含みつつもキリっとした表情がまたクールです。
(もはや自分のキャラクターと思えませんw)
「また見に来いよ」なんてセリフを脳内で言わせつつ、そろそろ締めくくります。




おまけ

冒頭の引用リツイートでも若干言及がありますが、以前お話を伺った際から
マリモさんがTEADの世界観に居るとしたら
ディル隊兵士君ポジション(何人かいる隊員のうちの一人)という感じだった(?)のもあり、
即席でディル隊での鑑賞会の模様を描かせていただきました。


TEADシリーズはリメイクしたい・設定資料集を作りたいという野望がありつつもなかなか進んでいなかったのですが
今回のファンアート(モデル)でモチベーション爆上がりしました!本当にマリモさんに感謝です!!!


[終]












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