crAsmビジュアルノベルリスト2020 感想etc.紹介ページ
こちらではcrAsmビジュアルノベルリスト2020掲載作品の
感想・レビュー・ファンアートを掲載しています。 主催者のみならず、各プレイヤー様からの投稿も受け付けております。詳細は企画紹介ページをご確認ください。
感想etc.掲載作品
感想etc.一覧
ミステリイーターR! 作品ページ
倉下: ツイート [2021.08.16]
死月妖花~四月八日~ 作品ページ
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倉下: ツイート [2021.08.22]
伊藤コウ様:
「鼓草」遊ばせていただきました。
おっさんなのに、すっかり乙女になって『嫁ぎ』をバーチャルしてしまった次第であります。
キャラや選択肢に惑わされることなく、強い意志を持って一途に突き進んでまいりましたが、シナリオのあのタイミングはグサッと刺さるどころか、内側から爆発しました。
「環境」と「タイミング」により、鉄の意志はあっさりと溶かされ、世界に翻弄されました。
一途になれなかったワタクシをどうか許して下さい。
ワタクシは自分の想いで、自分で選んで、自分で決めた一発目のルートで生きていきます!
いたるところで涙させてもらったり、ここで絶望の選択肢!!と大変でした。
参考文献多すぎるし、ピンポイントで親父もわらかしてくるし・・・一気に全ルート制覇しました。
「乙女ゲーム」とくくってしまうのは、もったいない大作なのです!
ゲーム内の戦中戦後の雰囲気も良く、さりげなく人物がドット絵だったりして、世界に浸れました。
いろいろと考えさせられ、たくさん学べた作品で、とても楽しめ(苦しみ)ました!
Light.vn動作的なフィードバックとしては、(ver1.0およびver1.1にて確認)
「保存」「読込」ボタンで、それぞれの画面に移動後にメイン画面にもどってくると「キートリガー wheel.down」の「続行」が効かなくなりました。
保存したデータを「読込」後も効いてないように思えます。
効いてない時に「履歴」を開くと「履歴」の「キートリガー」設定を読み込み、メイン画面に戻るとそのまま「wheel.down」が使えるようになりました。
倉下:
『Good End(ED4)に私の理想のハッピーエンドを詰め込みました』
というご紹介に惹かれてプレイしました。
【ストーリー】
プレイヤーは「暗い世界」に迷い込んだ「迷い人」。
案内人(紹介画像に出てくる人)に案内されつつ暗い世界を彷徨います。
暗い世界ということで背景が黒っぽいものばかりで始終案内人さんしか見えません。
ふと、「作中の迷い人もこんな気分(?)なのかも」と思ったりしました。
案内人さん(画像は素材のようですが)は思いの外表情が色々変わります。
時々危ない匂いがしますが可愛いです。
作中で案内人さんが抽象的?概念的?な話を楽しそうにしてくれるのですが
その内容が良かったです。
「わかるわー」「それな」「そうか…?」などと思いながら聞いていました。
語録作れば良かった…。
初回でgood endに辿り着いてしまいました。
冒頭の紹介を見てからずっと
どんなハッピーエンドなのか非常に気になっていたのですが…
「ハッピーエンド」というワードからぱっと想像するような華やかなものではありませんでしたが、
確かに、これは、とてもハッピーエンド!!!うおぉぉぉぉぉぉおおおぉぉ!!!!!! ...と。胸熱でした。
少しでも触れるとネタバレになりそうなので上手く語れませんが;
後先考えて仕組みづくりをしている辺りも素晴らしいです。
【システム】
本作はウディタ(WOLF RPGエディター)で製作されています。
元々RPG向けのエンジンなせいかビジュアルノベルに基本的な機能が一部無かったり
マウスクリックでしか/キーでしか操作できない部分もあったりしますが
作中の操作説明が丁寧なので不便はしませんでした。
スキップがありませんがエンターキー連打でサクサク飛びます。
バックログが確認できない点だけ少々惜しいです。注意深く読み進めていきましょう。
3Dモードも搭載されています。ウディタの3D機能は初めて見ました。
普段Unityの3D作品を遊ぶと自分のPCが悲鳴を上げてしまうのですが本作に関してはサクサク動きました。
慣れないうちは迷子になりかけましたが
レーダー(Xキー)を表示しっぱなしにしておくとスムーズに進められました。
3D探索モードは付加的なもののようなのでノベルモードのみのプレイでも大丈夫です。
その辺りの説明も開始時に丁寧にされているのでご安心ください。
ノベルモードにせよ3Dモードにせよ、自由度があるのでゲーム実況にも向いていると思います。
タイトルの雑談機能も面白いです。
個人的にはお話もシステムも推しどころの多い作品でした。
とても気に入りました。
ありがとうございました!
倉下: ツイート [2020.10.23]
義弓くー様:
タイトルと「玉の輿」ってワードが面白そうでプレイさせて頂きました。
始めに、プレイヤーである私が男性なため「乙女ゲーム」ジャンルに、ちゃんと楽しめるのかな?な若干の不安はありましたが、全然問題なくでした。というか、コメディー的なこともあり、読み物として面白かったです。
さて、お話としては、主人公と幼馴染の男の子の日常物……と思いきや、そこに**と名乗る石油王!?がやってきて……というビックリ展開になります。またキャラの名前がこのお話らしいと共にコメディーならではのセンスで面白いです。
お話転がしも、石油王ならでは?のノリがさく裂個性的で光ります。
ラクダの下りは、思わずクスっとしてしまいました…!
彼の中ではボケでもなんでもなく、まじめにでた台詞であろうことがなおさら面白いです。
また、個人的には瞬き演出だったり、目の光の明暗だったりの感情別に細かく為されていることに、同じ制作者として感心してしまいました。短編ながらも、そういう部分へこだわりが感じられてグッドです。
気になった点を挙げるとすれば、「分岐」でしょうか。
分岐ですが、セーブ、ロードを繰り返して何度もトライしたのですが、自力だとEND2とEND3になってしまいました。この辺りが中々に手ごわかったので、もう少し優しくてもいいのかな?と。
※公式サイトのヒントを見て全部見ました。デル(石油王)さんのバックグラウンドだったり、「お姫様と従者ごっこ」の真意なんかも明かされたので、スッキリしました。
最後に。
短いなかに、とんでも展開が転がる物語です。日常から非日常への展開をコメディーと共にサクッと楽しめるお話だと思います。気になる方、是非プレイしてみてはいかがでしょうか。
それはきっと漫画のような 作品ページ
倉下: ツイート [2019.12.15]
倉下:
まず普通にお話が面白い、選択肢以外で分岐する、ある分岐点から毛色が変わる…と様々な点で面白い作品でした。
エンド数は11とありますがルート数で言えば3+α、1周15分~かかっても30分程です。
作中の世界では戦争が起きており、戦闘機の動力として主人公の"痛み"が用いられるという少々独特な世界観です。背景もご自身でご用意されているようで、不思議な世界観に合っていました。
幾分重い設定に見えつつクスっと笑えるテイストも入っていて楽しかったです。イラストも素敵で一枚絵が出てくる度テンション上がりました!
キャラ(ルート)は末崎君が推しですね、でも歌島君もいいなぁ、ううむ。
お話がとてもテンポよく読み進められたり(それでいて物足りなさも無く)、アニメーションっぽい演出が随所にあったりUIも丁寧だったりと、安定感と安心感がありました。
最も独特なのは選択肢以外で分岐するギミックで、所々苦戦しつつ何とか完全攻略を見ずにコンプリートできました。最後の1か所(?)は分岐した瞬間「おおーっ!」となりました、ギミックそのものにもお話の内容的にも。これはやっぱり自分で気づきたいですね!
そして、フルコンプできた方も含めHPの完全攻略も是非ご覧ください!というのも、フルコンプしたと思ったら…(以下省略
作品紹介ページにおまけ絵もあります。(本企画のバナー設置も感謝ですm(_ _ )m )
有料作品ですが手に取りやすい価格かと思います。
尚、無料の体験版もあり末崎君ルートのみプレイできます。
HERO -the 2nd saviour- 作品ページ
倉下: レビュー [2020.10.24]・ファンアート [2016]
ニコラン プロトタイプ 作品ページ
倉下: ツイート [2020.11.15]
紫藤白樹様: ツイート [2020.12.20]
BOYS IN MY HOUSE 作品ページ
倉下: レビュー [2016]・ファンアート [2016]
BOYS IN MY HOUSE -after the memory- 作品ページ
倉下: レビュー [2018]・ファンアート その1 [2020.04.26] その2 [2018]
Lost Friends3 作品ページ
倉下: ツイート [2021.02.08]・ファンアート [2021.02.08]
日常を届ける藤原くんの手紙~2通目 利己主義の領域と洋菓子 作品ページ
倉下: ツイート [2020.12.12]
僕は女装で彼女はレズで 作品ページ
倉下: レビュー [2020.10.25]
十三階段の花子さん 磨 (「十三階段の花子さん」リメイク版) 作品ページ
倉下: ツイート [2020.10.24]
十三階段の花子さん2 作品ページ
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MAGIA CONTRACT(マギアコントラクト) 作品ページ
倉下: レビュー [2020.03.07]
犯人はまだ寮の中にいる!!弐 作品ページ
倉下: レビュー [2021.05.21]
ReIn∽Alter 作品ページ
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倉下: ツイート [2021.01.09]
らんぴ様: ツイート(x2) [2021.02.14]
浦田一香様: レビュー (ネタバレは軽微と思われますが、プレイするかもしれない方はプレイ後の閲覧推奨?) [2021.02.16]
上腕二頭筋の詩をうたえ 作品ページ
倉下: ツイート [2017]
ひとでなく、ひとでなし 作品ページ
霧屋様: ツイート [2020.10.24]
転生してない悪役令嬢はまだ運命を知らない 作品ページ
義弓くー様:
いわゆる悪役令嬢ものというジャンルは聞いたことはあるのですが、その手の作品に触れるのは今作が初めてでした。
故に、本作の主人公の立ち位置は新鮮に楽しむことが出来ました。
思うままに選択肢を選んでいき、最初に入ったのが「中二エンド」でした。
個人的にはこれが一番好きかもしれません。次点で「没落」と「隠しエンド1」ですね。
「没落」は内容というよりは、最後のイラストが可愛くて好きです。「隠し1」の世界観を無視?したハッチャケ具合も好きです。
――と、このようにバラエティー豊かな結末を幾つも用意してあるので、「もう一度プレイしてみよう! 次はどんな予想外な展開に…?」と周回プレイをしたくなる気持ちにさせる構成はグッドです。
中には、持ち上げてズドンと落とす後味の悪いものもありますが、こういった苦みがあるのもまた、この作品の魅力かと思います。そのときは「ああ…、どうして、あのとき迂闊な選択をしてしまったんだ……」とちょい後悔しましたね。
楽しいシナリオや素敵なイラストの組み合わせ、そしてプレイ時間の手軽さ、攻略のしやすさ等もブラウザゲーム対応という枠組みに適していると思います。(私自身はDL版をプレイ)
★一方で気になった点もありました。一つだけ記載します。
EXTRAモードから戻る際に、制作ロゴにまで戻され待つのがちょいストレスに感じました。各エンドを迎える度に、そのエンド名を確認しに行っていたので、少なくとも5回~*回以上はロゴ戻りを迎え、気になりましたね。
(上記はあくまでも私個人の遊び方が絡んでの感覚なので、気にならない人は全くだと思います)
★あと、細かい所で好きなのが、各キャラクターの名前が実は日本語を少しいじったものである点。クスっと笑ってしまいました。
また、EXTRAモードのキャラ紹介で色々な表情を閲覧できる仕組みは、面白いと感じました。イラスト担当さん的には手を掛けたものというのは見てもらいたいだろうなと思いますしね。
(※最初は表情切り替えのボタン?が何を意味しているのか分からず、readmeを探しても分からずで……クリックして……「ああ!なるほど!」と気づいたので、何かにひとことあるといいかな?とも感じました(言語設定もあるようなので、それぞれの言語で)。この手のシステムに触れたのは初めてだったので、これが標準的なシステムであるならごめんなさい)
以上が本作を遊んでみての感想となります。
手軽にサクッと様々なエンディングを楽しめるのが本作の魅力だと思いますので、まだプレイしていない方、気になった方は是非一度体験してみてはいかがでしょうか。
そして……「没落」エンドのイラストが可愛いのでこちらも是非!
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義弓くー様:
とある島の兵士たちにスポットを当てたお話です。
主人公含め、メインキャラ達は軍に所属をしています。
主人公のディル。幼馴染のアルス、剣士のエゼノス。指揮官&医者のサンテリオン。
そして、この4人の名前の頭文字を取って「TEAD」という、お洒落、カッコいいタイトルがグッドです。
★まずは、良かった点を挙げさせて頂きます。
「舞台設定が練られている」事と「キャラクターがそれぞれの役割と個性」を持っている部分が特に良かったと感じました。
開始早々、緊急招集で呼ばれた主人公達が「何者か」でこれが「どういうの物語」かが事件発生と共に語られます。そして、その舞台となる島がどういう歴史と規約をもつ場所かも説明が入ります。
この段階で、どういう人達がどこで何をするのか…が明示されるのでお話に気持ちを持っていきやすかったですね。
また、登場キャラも皆、分かりやすく個性が出されているので、それが台詞や行動にもよく出いていて読んでいて楽しかったです。
・アルスはいわゆる元気な感じだけど、ちゃんと心の弱さをもつ青年。
・エゼノスは不器用だけれど、それが可愛らしい部分でもある青年。
・サンテリオンは掴みどころが難しく柔らかい感じだけれど、心の内には強い信念をもつ青年。
――といったところでしょうか。勿論、プレイヤー視点となる主人公のディルも言動と行動にキレを持つ、魅力あるキャラクターに仕上がっています。
それぞれのキャラクターのバックグラウンドもちゃんと用意されているので、物語に奥行きを感じられました。
★そして、クリア後のヒントやショートストーリーなどのサポート&ご褒美が嬉しかったですね。
私の初回はアルスルートでした。その後、他ルート攻略のヒントなどが開示されるのですが、そこもちょっとした「キャラによる味付け」がなされており良かったです。キャラを大事にしているのを感じました。
こういった「本編以外も楽しめる要素」は好きなので嬉しいです。
それに、攻略ヒントもキャラ別に用意されていて、分かりやすかったのも助かりました!
※ただサンテリオンはちょい苦戦しました。(年齢の所でどれを選んでもルート確定できなかったので…、その前で色々と試しました)
**********
★そんな良い点とは別に、気になった点も挙げさせて頂きますね。2点程ありました。
1:
主人公「ディル」の性別が中盤まで明言されておらず揺らいでいました。
どういうことかと言うと、ディルは女性でありながらも兵士として生きているため、その言動や振る舞いが男性勝りな部分があります。ビジュアル的にも長髪の青年という印象を受けました。
なので、「乙女ゲームだけど、男性主人公の友情系なのかな?」という解釈で私は読み進めていました。この手のジャンルに疎いため、そういうのもあるのか、と思っていました。
主人公の性別が他キャラから明言されるのは中盤であったため、シナリオ的に差し支えないのであれば、早々にプレイヤーに示してもいいかなと感じました。
2:
戦況などの情報の提示方法にもう一工夫あれば、分かりやすかったかもしれないです。
本作の物語の大半は戦場とその基地にて紡がれます。作中で「**に敵が攻めてきているから**から応戦」のような会話が飛び交うのですが、如何せんテキスト情報のみなので、把握が難しいなと感じました。
物語の主軸は戦況展開ではなく、各キャラの関わり合いではあるため、結果的には、そこをちゃんと把握せずとも全く問題はありません。
ですが、初回プレイだと「どの情報・展開の把握が重要か」が分からないため、この辺りは改善の余地ありかな?と感じました。
序盤で「誰を戦地に先行させるか」といった内容の選択肢がでるので、「このゲームでは戦況把握が重要になるのか…!」と思う人もいるかなと。プロローグでせっかく舞台の地図なんかも出ましたし、上手く活用できそうかなとも。
**********
以上が本作を読み終えての私の感想となります。
「練られた舞台」と「生きているキャラクター」を楽しむことができる作品であると私は感じました。
気になった方は是非プレイしてみてはいかがでしょうか。
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+ 冬のぬくもり + 作品ページ
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crAsmビジュアルノベルリスト2020
Memo
2021/01/02 作品ページリンク追加
2020/10/22 ページ公開
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