マリモさんより頂いたファンモデルをフィギュア化してみた先日マリモさんよりディルのフィギュア風3DCGを頂きました。 こちらを我が家の 大変ありがたいことに3Dモデルのデータをご提供いただけたのでフィギュア化を試みてみました。 ということで、以下にフィギュア化奮闘記(?)を掲載して参ります。 ★ 完成品だけ見たい方は こちら それでは参ります。 前置きPhrozenというメーカーの光造形式の3Dプリンタを用いました。材料はレジンです。Take 1スライサーというソフトウェアを用いてモデルにサポート材(柱のようなもの)を追加したり 3Dプリンタで出力可能なデータ形式に変換したりします。 出力のようす。 プレートに少しずつ造形物がくっついていきます。 3Dプリンタのプレートから取り外し、サポート材も少し外したところです。 尚、この出力では下部の丸い土台の直径は約30mmです。 塗装テスト。塗料が上手く乗るか・道具は足りているかなどの確認を主目的としていたので あまり調色はせず塗料の色をそのまま使っている部分が多いです。 塗ってみて思ったのが、何か 塗料はタミヤのアクリルミニを使用しています。 基本はツヤ消しのものを選んだつもりですが、店の在庫の都合や自分の買い間違い()により一部ツヤありとなっています。 幸い徒歩圏に模型屋があったので必要な塗料や道具を少しずつ買い増ししていました。 Take 2少し大きめに出力してみたもの。また、出力時のモデルの向きを180度回転しています。 今回のモデルは人物なので主に下側(足側)にかけて細かい造形(髪の毛の毛先や服の裾など)が多く そうした細かい部分にサポート材を付けると出力後の仕上げが大変なのと そもそも造形物がうまく生成できないことが多い…ということに2度目か3度目くらいの失敗で気づき()方針転換。 土台の造形が原理的に難しいだろうと予想はしていましたが案の定失敗。 頑張って仕上げすれば何とかなるだろうと思っていましたが 削りしろが多すぎて削ってる間に他の細かい部分が破損していくので途中で断念…。 そしてこの出力結果を見て、 3Dプリンタ出力時に一般にモデルを傾けて出力するのは何故なのか漸く気づきました()。 1層前の造形物に次の層を付けていく、という原理上 次の層の面積が突然大きくなると前の層の造形物で持ち上がらなくなるので モデルを斜めにすることで徐々に面積が大きくなるようにする必要がある、ということです。 …と説明しても、使ったことが無いとピンとこないかと思います;とりあえず備忘録としてメモ。 Take 3そうこうしている間に、マリモさんがパーツ分割ver.の3Dモデルを作ってくださいました!ダボ(凹凸)まできちんと付いていたり組み立て方の説明までご用意いただいたり… 更に、薄くて破れやすい部分の補強など出力用モデルとしての最適化もしてくださいました。 補強時に足元に「TEAD」の文字まで!作中で港街に居るので形は波のイメージとのことで。 あまりに至れり尽くせりすぎて、何度申し上げたか分かりませんが 本当に頭が上がりません…m(_ _ )mm( _ _)mm(_ _ )mm( _ _)m パーツを分割していただくと何が良いかといいますと、次のような感じです。
出力・仕上げ後に仮組みしてみたもの(黄色いのはマスキングテープ)。 途中経過の写真を撮り損ねてしまったので、あとはほぼ完成品の写真のみとなります; その前に少しメモ。
会社でも趣味でもPCを使っていて目が疲れがちだったのでアナログ作業は癒しでした♬ そもそも手を動かして何か作るの好きですし(不器用ですが)。 写真に戻ります。 槍の制作だけリテイクが必要になったので、まずは槍ナシver.の写真。 各パーツの結合には模型用のパテを用いました。 背中や頭部のパーツ間の隙間もパテで埋めています。左肩のパテの成形がイマイチです; 顔はネイルアート用の細い筆で描きました。模型の顔の描き方をググっていたらそれが良いと出てきたので。 模型とネイルアートで共通項があるというのは意外でしたね、確かにやってること一緒か。 大きさ確認用。土台の直径は42mmです。 そして槍完成ver.の写真。ミカンが居るのはたまたまマリモさんとのお話に出てきた為です(笑)。
ゆくゆくお出かけにも連れていきたいですね(´v`*) イベントや聖地巡りなどなど。 あと上記の反省も踏まえてリベンジしたり大きさ違いver.を作ったりもしてみたいです。 改めまして、くり返しになりますがマリモさんに大大大感謝です!!!!! [終] |